米国証券取引委員会の暗号通貨ワーキンググループは、コインシェアーズの代表者と会合し、暗号資産規制に関する問題について議論した。

米証券取引委員会（SEC）の暗号タスクフォースは、コインシェアーズ・インターナショナル・リミテッドとその法律顧問であるチャップマン＆カトラーLLPの代表者と会談し、米国で暗号資産上場投資信託（ETP）を立ち上げる際の規制上の課題について議論した。会談では、ETP構造への担保メカニズムの統合方法、新しいデジタル資産ETPの規則変更申請に対する適切な基準の検討、暗号資産の保管問題、現物と現金の償還メカニズムの比較、登録投資会社によるデジタル資産ETPへの投資の実現可能性などが議題に上がったと報じられている。コインシェアーズはまた、欧州での暗号資産ETP事業も発表した。同社は欧州で60億ドル以上の資産を運用し、13のデジタル資産と3つのデジタル資産インデックスを網羅する20の上場ETP商品を提供している。