米国でのウォール街での取引開始に合わせてビットコイン（BTC）は12万ドルに接近した。これにより弱気な見立ては後退し、「次は史上最高値」との声が強まった。
トレーディングビュー のデータによれば、BTC/USDはこの日さらに1%上昇した。大きな反落とはならず、直近のサポートを固めたことで、6週間超ぶりに価格発見が視野に入ってきた。
トレーダー兼アナリストのレクト・キャピタル氏は、仮に調整しても11万7000ドル前後の再テストにとどまるとの見方を示した。
Xに投稿した チャートとともに「ビットコインは日足終値で11万7300ドル（青）を上回った。仮に下押しして青に差し込む場面があっても、それはブレイクアウト後の再テストで、11万7300〜12万ドルの青—黒レンジへの再突入確認につながるだろう」と述べた。
トレーダーのイェレ氏も、新たなサポートを足場にした一段高を想定する。
「ここまでビットコインは計画通りに推移している。ここから11万8000ドルを維持できれば、次は史上最高値が待っている。Uptoberの到来だ」と Xで述べた 。
トレーダーのビットブル氏は、過去6週間の調整局面は終わったとの 認識を示した 。「日足で直近高値を切り上げた。これは下降トレンド終了の重要サインだ。あとは11万8000ドル超での終値さえくれば、新高値は時間の問題だ」とコメントした。
価格発見に残る「最後のピース」は？
短期足では相対力指数（RSI）が「買われ過ぎ」の領域に入っている。4時間足RSIは82.3まで上昇し、7月半ば以来の 高水準となった 。
アナリストの カレブ・フランゼン氏 は、1時間・2時間・4時間足でのRSIの強気ダイバージェンスを根拠に、史上最高値（ATH）更新はなお起こり得ると指摘。「これらの強気ダイバージェンスを経て、起きるべきことは近いうちに起きる」とXに投稿した。
同氏は、BTC/USDが固定出来高加重平均価格（AVWAP）を上抜けた点も挙げ、強気シナリオの「最後のピース」として残るのは価格発見（最高値更新）だと結論づけた。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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