ビットコインは10万9000ドルを維持　強気派の勢い続く　目標は15万ドルのパターン達成か

ビットコイン（BTC）は水曜日に急騰し、木曜日も上昇トレンドの継続を試みている。強気派による需要の持続を示す動きだ。10xリサーチのリサーチ責任者マーカス・ティーレン氏はコインテレグラフに対し、現物ビットコイン上場投資信託（ETF）への強力な資金流入、米連邦準備制度の不透明感、取引所でのビットコイン供給急減を背景に、ビットコインは11万6000ドルまで急騰する可能性があると 語った 。

ビットコインは史上最高値を超えて上昇を続けるのか、それとも価格が反落し、積極的な強気派が足元をすくわれる展開となるのか。チャートから見ていこう。

ビットコイン価格予測

ビットコインは10万5000ドルのサポートで反発し、水曜日に下降トレンドラインを上抜けて終値を付けた。これは弱気の下降トライアングルパターンを否定するもので、ポジティブなサインとなっている。

移動平均線は上向きで、相対力指数（RSI）もプラス圏にあり、買い手に優位性がある。BTC/USDTペアは、逆三尊パターンのネックラインまで上昇する可能性があり、この水準では弱気派が売りを仕掛けてくると予想される。もしネックライン付近で大きく押し戻されなければ、上抜けの可能性が高まる。その場合、パターン目標となる15万ドルを目指す展開となる。

この上昇を阻止するには、売り手が素早く価格を移動平均線以下に引き下げる必要がある。その場合、ペアは再び10万5000ドル、さらには10万ドルまで下落する恐れがある。

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価格は下降トレンドラインを上抜けたあと、ブレイクアウト水準をしっかりと再テストし、サポートへ転換しようとする動きが確認された。移動平均線の上向きとプラス圏のRSIは、強気派が依然として優勢であることを示している。

とはいえ、弱気派が容易に引き下がるとは考えにくい。彼らは11万500ドル〜11万1980ドルのゾーンで抵抗しようとするだろう。価格がこのゾーンから反落しても、移動平均線付近で下支えされるなら、市場のセンチメントは依然として強気であり、11万1980ドルの上抜けの可能性が高まる。

一方、価格が反落して移動平均線を割り込むようであれば、弱気派が再び主導権を握る展開となる。

本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。

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