KaminoがJupiter Lendを通じたユーザーのリファイナンスを阻止し、論争を引き起こす

ChainCatcherのニュースによると、The Defiantの報道で、SolanaのレンディングプロトコルKaminoが、ユーザーがJupiter Lendのリファイナンスツールを通じてローンを移動することを阻止したため、批判を招いている。Kaminoは手動でJupiter Lendが新たにリリースしたRefinanceツールのオンチェーンアドレスをブラックリストに追加し、ユーザーがこのアドレスを通じてポジションをクローズすることを阻止した。

JupiterのコアコントリビューターであるKash DhandaはX上でこの件に不満を表明した。DeFi流動性プロトコルFluidの共同創設者Samyak Jainは、Kaminoが直接チェック機構を追加してユーザーをロックし、より高い利回りのプラットフォームへの移行を阻止していると指摘した。

DefiLlamaのデータによると、Solanaのレンディング市場の総ロックバリューは約37億ドルで、Kaminoが60%以上の市場シェアを占めているが、そのTVLは10月初めの37.1億ドルから現在の23.3億ドルまで減少し、2か月間で約30%下落した。記事執筆時点で、両者ともこの件について公式なコメントは出していない。