ビットコイン昔に買ってたら大儲け？徹底検証

暗号資産（仮想通貨）の代表格であるビットコイン。今でこそ世界中で知られていますが、まだその存在を知る人が限られていた10年以上前、もしあなたがビットコインを持っていたとしたら――。たった数千円、あるいは数万円の投資が今どれだけ大きな価値になっていたか、想像しただけでワクワクしませんか？この“もしも話”には夢が詰まっています。

この記事では、「ビットコイン昔に買ってたら」どうなっていたのか、過去の価格推移のデータや実際の事例をもとにシュミレーションを交えながら、分かりやすく解説していきます。また、現在も仮想通貨投資に興味がある方や、“次のビットコイン”を探している方へのヒントも盛り込んでいます。

歴史を振り返る：ビットコイン誕生から今まで

まずはビットコインの歴史について簡単におさらいします。

ビットコインの誕生と初期

2008年、サトシ・ナカモトによって発表された論文がきっかけで生まれたビットコイン。2009年には初めて発行され、その当時は全く無価値に近いものでした。当時はごく一部のコミュニティでしかやりとりされておらず、2010年に有名な"ピザ事件"があり、1万BTCがたった2枚のピザに交換されています。この時点で1BTCの価値は0.003円未満。

本格的な価格上昇

2011年：1BTC＝約1米ドルに到達。
2013年：金融危機やキプロス危機の影響などで、1BTCが一時1,000ドルを突破。
2017年：仮想通貨ブームが到来し、日本人の関心も一気に高まる。12月に1BTC＝約200万円超え。
2020〜2021年：機関投資家の参入や法整備が進み、史上最高値を更新。1BTC＝700万円を記録。

こうしてビットコインは、"デジタルゴールド"とも呼ばれるほどの価値を獲得しました。

もしも昔にビットコインを買っていたら？実際のシミュレーション

ここでは実際に"もしも10年前、5年前"にビットコインを購入していた場合、現在どれほどの含み益が出ていたかを計算してみましょう。（2024年6月時点の価格を、おおよそ1BTC＝900万円と仮定）

例1：2013年に購入

2013年の価格：1BTC＝約1万円
10万円分購入していた場合：10BTC保有
2024年の価値：10BTC × 900万円 = 9,000万円

約10万円の投資が、11年後には9,000万円という結果です。

例2：2017年に購入

2017年12月の価格：1BTC＝200万円
20万円分購入していた場合：0.1BTC保有
2024年の価値：0.1BTC × 900万円 = 90万円

20万円が7年で90万円に増える…かなり大きなリターンです。

注目ポイント！

値動きの激しいビットコインですが、長い年月で見れば累計リターンは驚異的。
しかし、その裏で何度も暴落を経験しています。決して一直線に上がり続けたわけではないため、投資タイミングや長期目線が重要なポイントですね。

価格推移を表でチェック

| 年 | 1BTCの価格 | 主な出来事 | |---------|:--------:|-----------------------------| | 2010年 | 0.003円 | 世界初のビットコイン決済 | | 2013年 | 1万円 | 初のバブル・Mt.Goxの台頭 | | 2017年 | 200万円 | 一大ブーム・ICO活発化 | | 2021年 | 700万円 | 最高値更新・ETF承認 | | 2024年 | 900万円 | 記録的高値・機関投資家拡大 |